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観葉植物 病気と病害虫対策
観葉植物の病害虫は、発生する前の予防と健康管理がとっても大切です。日頃から観葉植物と密接にスキンシップをしていれば万が一発生してしまっても、早期段階でくい止めることができます。どんな病害虫なのか、ちゃんと見極めて目的に合った薬剤を散布しましょう!

害虫と病気の種類
 
アブラムシ
春から秋にかけてコルディリネ、ドラセナ、ブーゲンビレア、クロトンなどの花や新芽など、柔らかい部分に黒色や黄色の小さな虫が発生します。

ウドンコ病
春から秋にかけてベゴニアの若い葉っぱや、茎の表面にウドンコを掛けたように、白いカビが発生します。

カイガラムシ
外側が甲羅で覆われた虫が、枝葉についてベタベタした状態になってしまいます。ひどい時はスス病になってしまいます。一年を通して、ほとんどの種類の観葉植物に発生します。
  
褐班細菌病
シンゴニウム、ポトス、アンスリウム、ディフェンバキアなどに発生する病気です。春から秋にかけて、水浸状の小斑点ができて、徐々に不整形の褐色病斑が現れてきて、葉が枯れていってしまいます。
  
炭疽病
春から秋にドラセナ、エスキナンサス、ゴムの木、クロトン、ホヤ、アナナスの葉っぱに円形や、不整形の灰色の病斑が発生します。

ハダニ
春から秋にかけて、ほとんどの観葉植物に発生します。主に乾燥している時に発生しやすいです。汁液を吸うので白色の小斑点状になってしまいます。ひどい時には落葉します。

ネコナカイガラムシ
アナナス、ヤシ、プレクトランサス、サンセヴェリア、エスピシアなどに通年において、根の所に白い虫が発生します。

センチュウ(ネマトーダ)
ホヤなどに通年において発生してしまう病気です。地際の茎や、土壌中の根がコブ状に膨らんで地上部が枯れてしまいます。

斑点病
ほとんどの観葉植物に発生する病気です。葉っぱの部分に灰褐色の小斑点がいっぱいできます。ひどい時は、穴が空いてしまいます。

葉腐細菌病
ディフェンバキア、スパティフィルムなどに発生する病気です。春から秋にかけて、水浸状の斑紋が現れてきます。次第に褐色に腐敗してきて、葉っぱが枯れていきます。

ナメクジ
主にストレリチア、コルディリネ、アジアンタム、アンスリウム、アスプレニウムなどの新葉や、花芽などの柔らかい部分を食べます。

散布時の注意
薬剤の中には、毒性が強くて、体に害のある種類が多いのです。なので、取り扱いには十分な注意が必要です。マスクや手袋をつけて、肌につかないように気をつけて、必ず戸外で行うようにしましょう。薄めて使うタイプは、希釈倍率を絶対に間違えないようにしてください!間違ってしまうと、薬害をおこして最悪な場合、枯らしてしまいます。散布する日は、天気の良い日よりは、曇りがちの風邪の弱い日を選びましょう。霧吹きなどで、観葉植物から30p以上離して、葉っぱの裏表に、まんべんなくかけてあげてください。散布後は、完全に乾くまで、直射日光には当てないようにしておきましょう。10日〜20日ぐらいは期間をあけて、効果が出るまで2〜3回続けましょう。
終わったら先に器具を念入りに洗って、手や顔を石けんで洗ってください。

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最終更新日:2019/3/1

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